耐震住宅について2

傾斜地に耐震住宅を建築したいときは、注文住宅の工務店に相談しましょう。傾斜地は工事が複雑で困難になる可能性が高いのですが、注文住宅の工務店は地域のネットワークを構成していますから、傾斜地の施工工事が得意な業者とも連携しています。傾斜地で注意したいのが、盛り土の部分の強度です。耐震住宅は新耐震基準をクリアできる建物です。一戸建ての床面積に相当する部分に、地盤強化対策をしてからコンクリート基礎を施工します。地盤が強化されていると、耐震性能にも効果的です。震度7の地震でも沈まないように地盤を強化し、震度7の地震でも倒壊しない構造体の建物を設計します。地盤と構造の相乗効果で、耐震住宅は適切に機能するといって良いでしょう。傾斜地はがけ崩れが心配ですが、地中深くに達するように鉄骨や柱状砕石で補強工事をしておけば、周囲の土砂が崩れて流れてしまっても一戸建ての建物はコンクリート基礎の上で倒壊せずに残ります。耐震住宅は、倒壊せずに残るのがポイントです。

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